どうも！
柚木です！
今回も早速感想まとめました！
よろしければお読みください♪
舞台刀剣乱舞12日間無料配信
【期間】2023/7/23(日)～8/3(木)各日19:00～
※7月27日(木)のみ 20:30より開始
【配信ページはこちら】
8月 2日(水) 19:00〜
舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-
【出演者・キャスト】
三日月宗近：鈴木拡樹
☆数珠丸恒次：高本 学
骨喰藤四郎：三津谷 亮
薬研藤四郎：北村 諒
へし切長谷部：和田雅成
☆大千鳥十文字槍：近藤頌利
☆泛塵：熊谷魁人
鶴丸国永：染谷俊之
豊臣秀頼：小松準弥
猿飛佐助：風間由次郎
霧隠才蔵：河合龍之介
穴山小助：牧田哲也
三好清海入道：坂口修一
三好伊三入道：竹村晋太朗
海野六郎：高田 淳
由利鎌之助：行澤 孝
筧 十蔵：久保田 創
望月六郎：伊藤教人
根津甚八：星璃
高台院：一路真輝
☆印：刀剣男士の初キャスト
【開催期間・会場情報】
【東京都 IHIステージアラウンド東京】2021年4月～6月
感想
天伝に引き続いてのステアラ（ステージアラウンド）での舞台
この舞台装置はやっぱり面白いですね！舞台でキャラクター達がお話したかと思えば、スクリーンに映し出されたキャラクター達が動きだし、そのスクリーンが割れてさらに奥の背景から遡行軍が飛び出してくるのは何度観ても面白い！
何より悲伝以来の三日月宗近！！！
もうこれまでの公演をずっと観てくると三日月宗近を見ただけで涙腺が緩むのですよ！！
キャストだけで審神者の情緒がぐっちゃぐちゃになる刀剣乱舞シリーズ他にあるのでしょうか・・・？いやない！！（反語）
しかし同時に染谷鶴丸がいる安心感ったらない・・・染谷さんの鶴丸は暗いお話の中でもウィットに富んだ冗談を合間合間に言ってくれるので、そのおかげで胸が詰まりそうな展開で息苦しくなった時にもフッと息がつけるので大変ありがたい存在だなと個人的に思っています
健人さんの鶴丸もお茶目ながらも紳士的でやはり心の拠り所になるので、刀ステの鶴丸はいざという時の常備薬のようだなと思っています（何の話）
感想（ネタバレ有）
物語は大坂冬の陣の後、徳川から豊臣への休戦協定中から始まります
大坂城の本丸以外の建物全ての打ちこわしを条件とする非常に不利な休戦協定ながらも互いの被害状況を考えて受け入れる秀頼・・・ここまではおそらく史実通り
序盤に明かされるのですが、天伝にて本来死ぬべきでないタイミングで自害した真田信繫（真田幸村）の「代わり」を大千鳥十文字槍が果たしていたと豊臣方に発覚
政府刀としてきていた相棒の泛塵とともに逃げ出すも、泛塵は自分が囮になると言って大千鳥を逃がします
その泛塵が捕まった先に待ち受けていたものは・・・
立ちはだかる史実には存在しないはずの真田十勇士と夏の陣には存在しないはずの真田丸、本来夏の陣のあった時にそこにいなかったはずの高台院
史実からかけ離れていくこの時代において、刀剣男士たちはどうするのか・・・
天伝にて阿形吽形が真田兵から回収していた刀剣たちとまさかこんな形で出会うことになるとは・・・どうやって励起できたのか真田十勇士の物語はそれだけでとても有名な逸話だからこそ成し得た奇跡なのか・・・
しかしこの真田十勇士みんな個性が強くてそれでいて良いヤツらなんですよ
真田信繁亡き後の世界に顕現されて仕えるべき主を高台院とした後はその命令を聞いて真田丸、彼らにとっての本丸で過ごすのです
どこかで見てきたようなお話じゃないですか？刀剣男士達と同じ境遇なのですよ
違うのは「正史にあったか、実在性のあるものだったか」というだけで
そうなってくると実在性が危うい刀剣男士がこの舞台にいるんですよね
そう大千鳥十文字槍の存在です
大坂夏の陣にて真田信繫に使われたという逸話を持ちながらも実在性はたしかでない上に、この世界線ではすでに信繁は故人となっていて大阪夏の陣にはいない
そうなると大千鳥の虚実はよりどうなっていくのか・・・
大千鳥は自分の役割よりも何よりも囮になって行方の知れなくなった泛塵を三日月を使ってでも果たそうとする仲間想いの刀
泛塵はいつも自分を卑下しながらも相棒である大千鳥を心配して自分にできる事を探しているけなげな刀
真田の刀のなんと絆の深いこと・・・
まぁ大千鳥も泛塵も自本丸にまだ顕現してないんですけどね！！！（台無し）
刀ステでまだ顕現できてない刀に触れるのは面白い体験だなぁと天伝の時から思っているから良いのだけどね（これも一種の逆輸入になるのかしら笑）
あとは外せないのが高台院と三日月のお話
三日月が元主と会話しているのが不思議な感じがします
足利義輝の刀として、高台院の刀として、徳川秀忠の刀としてあった三日月宗近
しかし誰のモノでもないように思えると言った高台院の言葉は刀ステの三日月を見ていると納得します
長谷部が織田信長に思うように、燭台切が伊達政宗に憧れるように、元の主についてそれぞれの刀が心の中に落とし込んでいるお話が三日月からは一切感じられない
しかし高台院のお願いを聞き入れるあたりでは多少の揺らぎがあったように思えるのです
情がなければ揺らがないでしょうからまったくつかみどころのない刀だなとつくづく思います
秀頼と秀忠の邂逅についても、偉大な親の背中を追い続ける秀頼とこれからの自分の成すべきことと向き合う秀忠の構図が胸にグッときました
秀頼は秀忠の娘婿だったのですね。秀忠は秀頼のことを弟のように思っていたというから余計にグッときました
英雄を親に持った子どもの辛さを誰よりも分かるのに、立場として分かち合えない悲しさ・・・
今回真田十勇士と刀剣男士、秀頼と秀忠、時代や立場が違ったら関係が違っていたのかなと思うような組み合わせがそこここに描かれていて、そのことに気づくと二重に辛くなるお話でした
それにしても阿形吽形の傍らにいる遡行軍の恰好をした「何者」か
いるはずのない存在なのに、策を巡らすその知略は時すら調略するのか・・・
ジョ伝でも天伝でもついでに綺伝でもさんざん震えたのでもう勘弁して・・・
そして異様に強いな！知略の将ではなかったのか！もはや人間ですらないのか・・・？（怖い怖い怖い！！）
そういえば阿形吽形ってジョ伝でふすまから出てきた２体の遡行軍だったりするのかしら
静かに出てきて長谷部たちを襲う事もなくすごすごと廊下に消えていったのが彼らだったとしたら、笑っていたシーンだけどもう笑えくなっちゃう！
だってあんな室内に入り浸ってたってことはその時既にいろいろと密談してた・・・ってコト！？心の中のちいかわちゃんがワ・・・ァ・・・って泣いちゃうよ！！
いろいろなお話が絶妙に絡み合って刀ステ本丸の歴史が繋がっていくのをここまでみていると感じますね・・・
個人的な見どころ
・三日月と鶴丸が本丸のみんなに思い出を馳せてこんな事があったあんな事があったと語らう場面（慈伝のように本丸の一幕を垣間見ている気分）
・高台院と三日月のやり取り（高台院様はとても良いことを言うおふくろ様でした）
・ブレイクダンスのような動きをする骨喰（３次元の私の推しのRABを彷彿とするウィンドミルという技を殺陣の間にはさんでくれたの嬉しかった）
・天伝に引き続きラッセーラッセーのBGMとともに大幅に動くステアラ舞台
・薬研と長谷部と戦う前になぜ脱いでるのかと指摘する真田十勇士の三好清海入道と三好伊三入道（それはそう）
・真田十勇士と釣りをする数珠丸（不思議と違和感がない）
・二輪駆動馬車を乗りこなす鶴丸（退場時危うく秀頼様を轢きかける（不敬＆歴史改変すぎる））
・カーテンコールの鶴丸（真面目とふざけるの緩急が鶴丸と同比率に感じる。この人は生粋の鶴丸（？））
真田十勇士と語り合う刀剣男士たちのシーンはどこも必見です！
前回の天伝で処理しきれなかった要素をどうするのか
その答えがこの无伝なのですね
そもそもこの无伝の「无」とは「無」の簡略字だそうで、そこに既に盛大なネタバレがてんこ盛りになっている事に気づきました
無なるモノの物語はどこにたどりつくのか・・・
私は箱推し寄りの三日月宗近推しでいずれどうにか幸せな大団円が見たいと思っているので、どうか悲伝の物語を暖かな陽の差すようなお話に塗り替えてほしいです（最後の時系列の巻物で歓喜したオタクより）
ただ最後に現れた血染めの桜どこかでみた気がするな・・・
いよいよ明日（もう今日）で最後かと思うと寂しいですが、最後まで楽しみたいと思います！
8月 3日(木) 19:00〜
舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花
このお祭りを一緒に楽しみましょう♪
もっと刀剣乱舞作品を観たい！！
今回のＤＭＭＴＶへの登録は不要で無料で観れますが、
私は2022年12月に「ミュージカル『刀剣乱舞』江おんすていじ～新編 里見八犬伝～」
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・刀剣乱舞花丸（アニメ）
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（虚伝（初演）と義伝に関してはＤＭＭＴＶ加入後見放題対象です♪）
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